【中1ギャップ】ってご存知ですか? その⑥

学生

塾人としては【中1ギャップ】という言葉を聞くようになって久しいのですが・・

お母様方の中ではなかなか認知が進んでいないようです。

そこで今日は【中1ギャップ】についてお話しします。

【中1ギャップ】とは、
子どもが中学校に進学した際、中学校で劇的に変わる学習内容や人間関係など、新しい環境に適応することができず、様々な問題が発生することです。

(勉強をやる気を失ったり、学校生活に消極的になったりすること)

中学進学時にスムーズなスタートが切れることが、子どもの中学生活を大きく左右します。

とりわけ学習面でつまずいた場合、取り戻すのが難しく、入試にも直結します。

その⑥

今回のお話は
「小学校」「中学校」の違いは? テストを見れば一目瞭然!

小学校と中学校の違いはテストに一番よく表れていますので、その違いを確かめることでより理解が深まると思います。

◆◆小学校のテストでは・・

◎平均点は80点程度に設定されている。

◎生徒が学習内容を理解しているかどうかを確認するためのテスト。

◎フルカラーでイラストや写真が多用した構成で文字も大きい。

◎問題数はテストによるが、10~15問程度。

◎出題範囲は単元ごとが多い。

◆◆中学校のテストでは・・・

◎平均点は60店程度に設定されている。

◎先生が生徒の成績(通知表)を付けるためのテスト。

◎モノクロで文字が多く、図版は最小限。文字はぐっと小さくなる。

◎問題数はテストによるが、25~40問程度。

◎出題範囲は広く、複数単元にわたる。

◎解答用紙が別に分かれている場合もある。

※以上から、
小学校は「全員に得点させること」をめざし、中学校は「差をつけること」も目的にしていると言えます。

小学校の場合、テストは学習の到達度を確認するためのもので、生徒個人の伸びを評価(絶対評価)する材料として使われます。
また、習った後すぐにテストを実施したり、事前に類似の問題(プレテスト)に取り組ませたりして、誰もが確実に得点できるような工夫がされています。

たいして、中学校では、テストは成績をつけるために使われますが、これは相対評価に近いものです。
よって、小学校のような工夫はされません。全員が得点できてしまうと学力差を判断できず、成績がつけられないからです。
生徒間の学力差をシビアに測るのが、中学校のテストなのです。

◎次回からは「中1ギャップ解消の手立て」についてお話しします。