言葉を正しく認識することって大切だと思いませんか?

学生

こんにちは、スクールIE原田校、講師の吉倉です。

今回は、私が授業をする際に重視していることをひとつ取り上げ、記事にさせていただきます。

『言葉を正しく認識すること』です。

言葉を正しく認識するって?

これは勉強に限った話ではありません。

伝えたいことを伝えるためには、相手に伝わる表現を使わないといけません。

「アレ取って」とだけ言っても「どれのこと?」と言われた経験、ありませんか?

テレビのワイドショーを聞き流していて、「首相の意向を忖度(そんたく)した結果…」と聞こえて、忖度って何だろう、と思った経験、ありませんか?

相手の伝えたいことを理解するためには相手の表現がわからないといけません。

一見関係なさそうな数学でさえ、図形・用語の定義として、色々な言葉がでてきます。これらの定義を、確実に把握して使えるようになる、それが『言葉を正しく認識する』ということです。

そのために辞書を引かせる

今の社会では、インターネット・書籍など、とにかく情報にあふれています。一生に触れる情報の量は、数十年前と比べものにはならないでしょう。

触れる情報が多いと、その中でわからない言葉も多くなります。このときにどう調べるか、ということを教えることも私を含めた先達の役割だと思います。

そのために、辞書を引き、調べた結果をまとめて報告してもらうようにしています。

具体的に、

①辞書を引いてもらい、意味の部分を読み上げてもらう。

②その意味を使って、まったく同じ別の文に言いかえてもらう。

の手順です。

「首相の意向を忖度した結果」の文中の忖度であれば、辞書には、忖度:他人の気持ちをおしはかること。などのように書いてありますので、その点をうまく踏まえた別の文、例えば「首相の意向をおしはかった結果」などのようにできるようになることが大切です。

さらに、言いかえるとすれば「意向」を「考え」、「おしはかる」を「推測する」みたいに言いかえて、「首相の考えを推測した結果」という文章にできれば忖度した、という言葉を完全に自分のものにできたと言えます。

辞書で調べさせて、言いかえてみる

結構面倒なことですが、正しく言葉を覚える、身につけるためには必要なプロセスです。

特に「誰かに説明して聞いてもらう」ことは本人の理解を深める大きな手助けになります。

ご家庭でも、ぜひお子さんに色々と質問してみて、説明させてみてください。