生徒に厳しかった昔の室長

学生

こんにちは、スクールIE原田校、講師の吉倉です。

私はスクールIE原田校で働き始めてだいぶ経ちます。

今回は、もう何年前になるか分かりませんが、以前在塾していた中学校3年生の話で、今の室長と昔の室長の違いの話です。

中学校3年生には、毎週土曜日に受験に向けて、集団授業を行うコースがあります。
そのときの土曜日の集団授業では、毎週金曜日までに提出の、決して少なくない宿題が出ます。
(終わってない場合には、土曜日の授業後、終わるまで居残りというルール)

(ともう2人いました)はその宿題の量がとても辛かったようで、彼らは室長に怒られてばかりでした。

怒り方も、どなって、目の届くところに座らせ、やってなかったらまたすぐにどなる、みたいな感じでした。
結局、彼らは冬に退塾してしまいました。

彼らの退塾決定後から、退塾までの間のことです。

彼が私の授業のときにぽつり、と言いました。
「吉倉先生が室長だったら、俺も(もう1人の生徒)も辞めずに頑張れるんだけどな」

こんなこと思うのはあまり良くないかもしれませんが、正直、何を突然この子は言いだしたんだ……と反応に困ったことを覚えています。

当時の室長には報告できませんでした。
(その頃の室長なら、烈火の如く怒ってそうな予感がします)

今の室長であれば、きっと怒鳴らずに優しく諭し、生徒と一緒に、解決する方法を模索するのではないか、と思います。

文章にした今になってようやく気付いたのですが、そのとき、私が生徒を認め、生徒の心に寄り添っていることが生徒に伝わっていたから、今の室長ならばそうするであろうことを無意識にできていたから、そのようなことを言って貰えたのではないか、と思います。

怒鳴らずに心に寄り添うこと

大量の宿題を、集中してじっくりやるのは、誰だって嫌です。

一方、やるべきことをやらずにいる人には腹が立ちます。

そんなときに、どうしてやらないの!と怒鳴ることは簡単で、効果的なように思えます。

しかし、実際には、効果はありません。

なぜなら、それ以降、生徒は怒鳴られないように逃げる方法を考えはじめるからです。

怒鳴った、そのときはやった、だから次も怒鳴る。

生徒自身は表面だけうまく取り繕って、怒鳴られないようになんとかごまかそうとする。

そんな悪循環から抜け出すためには、やっぱり生徒自身の心に寄り添ってあげることが大切ではないでしょうか。

言いたいだけのことを怒鳴り散らさずに心を落ち着けて子どもと接すること、難しいです。

でも、本人の成長のために、ぐっと怒鳴らずに我慢して、優しく見つめること。ぜひ実践してみてください。